🐥ちゃんとわたし
今でも鮮明に覚えているの
2011年9月2日
中1の夏の終わり、12歳。
なんてことないただの金曜日
学校が終わって、習い事にでも行ってたのかな。
おうちに帰ってご飯を食べて
テーブルを片付けてお風呂に入る前だった気がする。
とにかくのんびりしていたの。
テレビには最近話題の韓国ドラマのリメイク作品。
ちゃんとなんて見てなくて。
携帯片手にぼーっとしてた。
かろうじてわかるHey!Say!JUMPの八乙女くん。
あの頃から既に知名度は高かった彼の前に名前が挙がる知らない魚顔。顔も名前も知らない。好きな顔でもない。
若手俳優かな、目、離れてるなあ。韓国に寄せたメイクしてるなあ。ツンデレ俺様キャラかあ。道明寺で十分なんだよなあ。
なんかそんなことを呆然と思ってた。
元々ちゃんと見ていたわけでもないし、そのドラマに興味があったわけでもない。
ただ、ただなんとなく、本当になんとなく見たシーンで
"お前が好きだ"
そうヒロインの耳元で囁く魚顔。🐟
私「💘」(お前に言ってないよ)
始まっちゃったわけです。全力のヲタク生活が。
何がストライクだったんだろうか。
何もわからないけどとにかく私のハートに矢が刺さったわけ。ずきゅーん。💘
即座に検索。
出てきた名前は
1990年3月17日生 (21)
ほう、歌手かアイドルか。
にしてもなんで読むんだこれ。
検索: Kis-My-Ft2
ほう、ジャニーズか。
キスマイフットツー?すごい名前だな。
ジャニヲタに恐怖心を抱いていた私、1番なりたくないと思っていたのがジャニヲタだった私。彼を若手俳優だと思っていた私。
晴れてジャニヲタデビューの瞬間☺︎
それからというもの、ズブズブのズブであり、飛ぶ鳥を落とす勢いで沼に頭の先まで、いや、もはや頭から突っ込んで足の爪先まで秒速でダイブ。
いつからか、かっこいいあのお顔が大好きで
いつからか、優しく響くあの声が大好きで
滑らかな指先も、くしゃっと笑う表情も、飽きると手遊びしちゃうところも、話を聞いていないのに聞いてる感じで頷くところも、メンバーがいたずら言うとスタッフさんの顔を伺うところも
いつからか、存在自体が大好きで尊くて愛しくて堪らなくて。
私にとって唯一無二で、誰よりも格好良くて誰よりも頑張り屋さんで、とにかく誰よりも自慢のできる推し。9学年上の、とっても年上の素敵な推し。
毎日好きが更新されていった。
毎年好きが更新されていった。
毎年好きが更新されていくたびに
年下ながら彼の成長が見えて
あれはどういう感情だったんだろう。
もはや母親目線(図々しさMAX)
とにかく一番好きで
とにかくずっと考えてて
ドラマやCMが決まれば喜んで
看板が出れば写真を撮りに行って
映画が決まれば公開日に必ず観に行って
ツアーが決まれば即申し込み
当たっても外れても追加購入(昔はガバガバだったよね)
入る日が決まればその分お洋服を買って
前日、寝る前までずっとソワソワしていて
なんなら寝付き悪くて(いつもはのび太)
当日、いつもより早く起きて、いつもより時間をかけて念入りに髪を巻いて、メイクをして、買っておいたお洋服をおろして。
(、、、後半デートかなんかの準備してる子かな)
留学だって、キスワとドリボが決まったから帰ってきたの。(本当だよ。)(高校中退してアメリカの学校に進学する話が進んでいたの。)
それくらい、私の生活において彼がどんどん重要になっていって
それくらい、私の人生に与えた影響は大きくて。
まぁなんで私がこんなこと書き始めたかって話なんだけど(急に話変わるじゃん)
まあ
担降りしますっていうお話。
なんだかこの9年間は140文字には到底収まらないし
なんだかなんだか凄く寂しくて
文字にしたためようと。ね。
そうこうしているうちに(どうこう?)
こんなに長くなってしまいました(あなたのせいですよ)
なんだかポッと言葉は出ないし
9年間の想いを一言になんでできない
21歳の玉森くん、あどけなかったよね。
24歳の玉森くんのビジュアル、最高だったな。
30歳になった玉森くん、急にダンディーさ増してたよな。
正直あと少しで繋がれたけど
そういうの好きじゃないのよね。
アイドルのプライベートだけは知りたくないのよね。
彼らの仕事している姿しか見たくないのよ。
最後にファンサたくさんくれてありがとう
ありがとうって自分の声で伝えることができて、その声が届いて、頷いてくれて
きっとそれが集大成だったんだろうな
紅白2年目、おめでとう
来年には10周年だね、おめでとう
天狗にならず、驕らず、しなやかに強かに
キスマイらしいキスマイで、
玉森くんらしく進んで行ってくれたらな、と。
p.s.私の推しはアイドルのアイドル、とか、アイドルの教科書、だなんて言われてるから、少し参考にしてみたら?(急に上から)